95%信頼区間の書き方
95%信頼区間がゼロをまたぐ時、横棒でつなぐと、マイナスと紛らわしくてわかりづらくなります。Forest plotの右に出てくる数字の表記では、”;”や”,”でつなぐものも見ますが、本文中だとどこで区切るのかがわかりづらくなってしまう気がします。”to”でつなぐのがよいかと思います。ただ、アブストラクトなど単語数制限がきつくて1単語でも削りたい時は”-“つなぎでしょうか。
そもそも、p値による有意性の判定ではなく、効果の推定値(どの効果量を使うか)と信頼区間で報告するという考え方は、古くから提案されてきました[1]。査読で有意差の有無を問われたときの返答例はp値・有意差対策にまとめています。
下記、ぱっと見で見つかったNJEMやBMJの表記例
30.5 years [interquartile range, 22.6 to 43.0]
(95% CI −5.2% to −1.3%)
参考文献
- Gardner MJ, Altman DG. Confidence intervals rather than P values: estimation rather than hypothesis testing. Br Med J (Clin Res Ed). 1986;292(6522):746-750. https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/3082422/

名古屋市立大学医学部卒業後、南生協病院での初期研修を経て、東京大学医学部附属病院精神神経科、東京武蔵野病院で専攻研修。日本専門医機構認定精神科専門医、精神保健指定医。臨床と並行してメタアナリシスを中心とした臨床研究を主導。筆頭著者として、JAMA Psychiatry, British Journal of Psychiatry, Schizophrenia Bulletin, Psychiatry and Clinical Neuroscienceなどのトップジャーナルに論文を発表。不眠の認知行動療法 (CBT-I) などの心理療法や、精神科疾患の薬物療法について、臨床で抱いた疑問に取り組んでいる。メディア報道・講演など。
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